仮想PC

 

 仮想PCとは、ソフトウェアによってPC(Windows)の動作を再現したものであり、BYODによる授業の受講生を支援するシステムです。BYODによる授業を受講する学生のうち、所有しているBYOD端末が福岡大学の推奨スペックを満たさず、経済的理由によって推奨スペックを満たすBYOD端末の準備が困難な学生に仮想PCを提供します。利用者が仮想PCを操作する際は、BYOD端末からウェブブラウザを介して操作します。

 

 

■提供対象者

 BYODによる授業を受講する学生のうち、所有しているBYOD端末が福岡大学の推奨スペックを満たさず、経済的理由によって推奨スペックを満たすBYOD端末の準備が困難な学生。

 

 

■申請の要否

 申請が必要です。まずは、教員による申請手続きが必要となり、その次の段階では学生による申請手続きが必要となります。

 申請手続きの際、教員による手続きの場面では@admのアカウントが必要となり、学生による手続きの場面では@cisのアカウントが必要となります。

 

 

■申請期間

 前期の授業で利用する場合: 当該年度における4月初旬から前期集中講義終了日まで

 後期の授業で利用する場合: 当該年度における8月下旬から後期試験終了日まで

 

 

■申請方法

 申請方法と手続きの流れは次のとおりです。

 

  1. 仮想PCの利用を希望する学生は所属学部の教員(指導教員やクラス担任などの専任教員)に利用を希望する旨を申し出ます。
  2. 申し出を受けた教員は教育研究メディアシステムポータルサイトにおける仮想PCの利用申請画面にアクセスして申請手続きを行います。この申請画面へのアクセスの際には@admのアカウントによる利用者認証が求められます。仮想PCの利用を希望する学生の氏名と学籍番号を申請画面に入力します。1回の申請で入力できるのは1名の学生ですので、利用を希望する学生の人数分の申請を行う必要があります。
  3. 情報基盤センターから申請手続きを行った教員に対し、その後の申請手続きの手順をメールで案内します。そのメールは申請手続きを行う学生に転送してください。
  4. 学生は教員から転送されたメールの内容に従って申請手続きを行います。申請手続きの際は@cisのアカウントによる利用者認証が求められます。この申請手続きが承認された後に仮想PCを利用できるようになります。

 

 

■利用できる期間

 学期単位での利用となります。利用できる期間は原則として次のとおりです。

 

 前期に利用する場合: 申請手続き完了後から当該年度の前期集中講義終了日まで

 後期に利用する場合: 申請手続き完了後から当該年度の後期試験終了日まで

 

 ※前期と後期の両方で利用する場合でも学期毎に申請が必要です。学期を跨いで継続して利用することはできません。

 

 

■利用できる時間帯

 平日や祝日などを問わず24時間利用できます。ただし、メンテナンスの時間帯を除きます。

 

 

■利用方法

 利用者マニュアルをご覧ください。

 

■注意事項

  • 一定時間以上にわたって仮想PC操作しない状態が続いた場合は、仮想PCは自動でシャットダウンされます。編集途中のファイルなどが開かれた状態であっても自動でシャットダウンされます。
  • 仮想PCの使用終了後は、速やかに仮想PCをシャットダウンしてください。
  • 利用者が必要とするソフトウェアは利用者自身で仮想PCにインストールしてください。
  • 仮想PC内にはデータを保存できますが、仮想PCの利用期間終了やデータの消失などに備えて利用者自身でバックアップを取得してください。
  • 仮想PC内に保存されたデータは利用期間の終了と同時に自動で削除されます。

 

 

■関連リンク